みんな夢の中

自作の彫塑紹介。

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中村玄「おんな」×林芙美子「放浪記」(初出) (世界美術×文学全集)

中村玄「おんな」×林芙美子「放浪記」(初出) (世界美術×文学全集)中村玄「おんな」×林芙美子「放浪記」(初出) (世界美術×文学全集)
(2011/02)
林 芙美子、中村 玄 他

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尾道  坂の街  海と山がくっつくように迫っている街
林 芙美子  放浪記   行商人の子として転々と各地を放浪し貧困の幼少期を過ごし、一時期には尾道に定住、その間に尾道女学校を卒業した。その後男を追って上京し、事務員、女給、女工などいろんな仕事をして苦労しながらも執筆を続けたのが放浪記である …。
そして 俳優の森 光子  2000回以上もこの放浪記を演じ、国民栄誉賞にも輝き、92歳で死ぬまで放浪記を演じつづけた …。

私は 以前から 尾道にも、林 芙美子の放浪記にも、そして森 光子にも強い関心があり、実際に尾道には数回訪れたこともある。

この林 芙美子の放浪記と私の彫塑作品をドッキングさせたら、というお話しを出版社から頂いたとき、思わず‘私の彫塑作品でよかったら是非’と返事してしまった …。
そして 私の彫塑作品のなかで女の複雑な心情や表情、それに歳とって哀愁を漂わせているものなどを集めれば、編集の仕方では興味あるものとなるかもしれないと ひそかに考えたものである …。

その結果 この女性をキーワードにした心を軋ませるようなコラボレーションは日本図書館協会選定図書に選ばれた … 是非 一読をお願いしたいと切望する。

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中村玄彫塑全集

中村玄彫塑全集中村玄彫塑全集
(2012/03)
中村 玄

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 私は2007年6月に1994年から2005年までの私の彫塑作品を載せた中村玄彫塑作品集(第1集)を出版し、次いで2009年4月には2006年から2008年にかけた作品を載せた中村玄彫塑作品集(第2集)を出版することができた。
私はその後もまるで執念のように、毎日作品を作り続けた … 。 また芸術出版社の主催する展覧会には殆ど欠かさず出品した。 その結果 定年退職してから始めた彫塑であるが、作品が増えて過ぎて置き場所にも困る状態となった。そこで自分の年齢も考えて最後にまとめた作品集を出そうと考えたのである。これが中村玄彫塑全集であり、1994年から2011年までの主な作品を掲載しており、 2009年4月に出版することができた。 いま 私は やっと間に合ったという安堵感とやり遂げた達成感に包まれている … 。

私は80歳まで内科医師として診療に従事したが、81歳の誕生日直前に退職し、現在は娘と2匹の猫と一緒に静かに余生を送っている …

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中村玄彫塑作品集〈第2集〉

中村玄彫塑作品集〈第2集〉中村玄彫塑作品集〈第2集〉
(2009/04)
中村 玄

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 私は1931年長崎市城山町に生まれ、1933年に父が広島市大手町で小児科医院を開業したので以後広島に定住した。小さいときから粘土で遊ぶのが好きで、暇さえあれば粘土で動物などを造って遊んでいた … 。原爆で死んだ父の遺志を継いで医者の道を選んだが、医療の仕事は多忙を極め、粘土に触れる余裕など全くなかった。1992年に病院を定年退職したのを機に彫刻家の松本隆司氏に師事し彫刻を始めた。
自分の頭のなかのイメージを形にして命を吹き込む彫塑 … 私は夢中になった …。
造った作品をいろんな方向から写真に撮り、直す必要があるところを見付けては何度でも修正した。そして2005年7月には東京芸術劇場のTMA展に出展した。
それから完成した作品をデジカメで撮り、パソコンで明るさや色調や角度などの微調整を加えて撮影し、それらの写真を作品集としてまとめて本にしようと計画した …。
そして遂に2007年に中村玄彫塑作品集(第1集)を出版することが出来た。これには1994年から2005年までの私の彫塑作品を載せた。 
 しかしその後も更によりよいものをめざし、また私に残された時間も考え、寸暇も惜しんで作品を作り続けた … 。 そして2009年4月には2006年から2008年にかけた作品を載せた作品集を出版することができた。 これが中村玄彫塑作品集(第2集)である。作品は頭像が主で、幼児から老人までさまざまな人間像を追求している。
ここでは中村玄彫塑作品集(第2集)を紹介する。

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炎
(2012/07)
中村 玄

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昭和20年8月6日 一発の原子爆弾によって広島は壊滅的な被害を蒙った。 爆心地から600メートルという近距離にあった私の父の病院は勿論広島市全域が多量の放射能を帯びた巨大な廃墟と化した … 父の病院で診察を受けようとしていた沢山の患者さん達も看護婦もそして父も殆どが脱出できずに死んだ … 中学1年生であった私も1500メートルの地点で被爆した。

原爆は思い出すのも辛く、哀しい出来事である。しかし、既に67年の歳月が過ぎ去り、当時一緒に被爆した級友も殆どが死に絶え、私も平均寿命をすでにこえて老いを身体で感じる今日このごろになって、やっと自分の辛い体験を後の人たちに伝えるもの大切なことと思えるようになり、追悼と平和への祈りをこめて「炎」を書き遺すことにした … 。
さらに世界中の人々に原爆の恐ろしさを知ってもらいたいと願って英訳も添え、私の彫塑作品も幾つか掲載した …。

これは 全身に重度の火傷をうけ、さらに大量の放射能を浴びながら辛うじて一命をとりとめたものの、いつ放射線障害が顕れるか恐れながら、それでもなお原爆で殺された父の遺志を継いで医師になろうと奮闘する少年の物語である …。

 ここに 私の残された最後の力を振り絞って書き上げた「炎」を紹介する。

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